先日、市役所前広場で開催されたSmile Fukuoka to Tohokuに参加させていただきました。

この日はウォローズのフリマと並ぶ人気（と私達は思ってます）企画「芋煮・うぉろず屋」です。東北では、秋になると河原でBBQのノリで大鍋に芋煮をつくり家族や仲間と楽しみます。芋煮はそんな「きずな食」なんです。芋煮といっても、その土地ごとに特色があり、具材も牛・豚・鶏、醤油／味噌味などいろいろ。今回の芋煮は牛肉入り醤油味、山形あたりに多いスタイル。

せっかくの東北の「きずな食」を福岡の多くの人にも知っていただきたいのと、他にも浪江焼きそばや女川カレー、鴨鍋など東北グルメのブースがたくさん出店されるので、できるだけ多くのものを楽しんでいただけるように小さいサイズ100円という新たな販売戦略？をとったところ、なんと14時前には完売御礼!とあいなりました。
芋煮のメイン食材の里芋は、嘉麻市の有機農家さんのものを個人様よりご寄附いただきました。柔らかくとても美味しかったと好評でした。

この二人が鍋前にいると美味しく見えるのです（笑）

どうですか？
美味しそうでしょう。

ウォローズの若手組。
いちばん頑張りました。

昨年夏に多くの方に支援を受けて催行した、福島のこどもたちに思いっきり遊べる夏休みを福岡で過ごしてもらうプロジェクト「ふくふくあそびマルシェ」の様子を紹介した、パネル展示・VTR紹介などにも多くの方が関心を示してくださいました。

まだまだ課題も多い震災からの復興ですが、今日この日はとにかく多くの方に関心を向けてもらうこと、美味しいお料理や楽しいステージパフォーマンスで、ここ福岡からとにかく「Smile!」をお届けすることを目標に多くの方が出店・出場され、また多くの方にお立ち寄りいただきました。14:46にはその場に居合わせたほとんどの人で手をつなぎ、大きな輪になって黙祷を捧げました。震災から３年。風化が叫ばれる中でそれでもまだまだ人の気持ちの温かさに触れることができます。

3年前、何も出来ないけど何かできないかと集まったごくふつーのオバチャンたち（あ、おっちゃんも若い男子も、ギャルもいますが）の試行錯誤の活動をこれまで続けてこられたのは、家族をはじめ職場の仲間、友人など多くの人の支えがあってこそ、私達にとっては、そういう環境や「あたりまえのようにある日常のくらし」に感謝する日でもあります。

震災からもう３年まだ３年。まだまだこれから。
特にこの日だけが特別ではなく、
あの日からずっと続いている今日でもあります。

そして売上げ
芋煮165杯 22,300円
募金 200円
計 22.500円でした！
ウォローズの活動に大切に大切に使わせていただきます。

芋煮をお求めいただいた皆様、ありがとうございました。
そして、せっかくお運びいただいたのに空の鍋底を見せつけられただけの方々申し訳ありませんでした。
前日からの仕込みのお手伝いや物資の提供、FBで告知やシェアをしていただいた方、そして今年もこの場を創っていただいた主催者様、運営スタッフのみなさま・・・ありがとうございました。

いつも、ウォローズ福岡に「惜しみない愛といいね！」をくださるすべての皆様へ感謝を込めて。

次回、ウォローズ名物激安フリマは、春日です。
まねきねこマルシェさんにお邪魔します。
ぜひ、遊びにきてください♪

まねきねこマルシェ in ぶどうの庭